20260614
広告デザイン大阪電気通信大学 総合情報学部 ゲーム&メディア学科 前期開講科目 制作チームを編成してのクリエイティブワークのシミュレーション 第09週:06月16日
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1)A.H. Cassandre, Saul Bass, 杉浦非水Adolphe Mouron Cassandre(アドルフ・ムーロン・カッサンドル)は、1920年代〜1940年代にかけてフランス、アメリカを拠点に活躍したアール・デコを代表するグラフィックデザイナーです。 彼のデザイン表現は、情報を最も強く伝えるための視覚設計として構築されています。その5つの特徴は以下のとおりです。 |
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・極端な遠近法(パースペクティブ) ・幾何形態による構成 ・強力な対角線(ダイアゴナル) ・タイポグラフィとイメージの一体化 ・大胆な余白の活用(スケール感) Saul Bass(ソール・バス)は、20世紀のアメリカを代表するグラフィックデザイナーで、1950年代から1990年代にかけて多数の映画のタイトルデザインやオープニング映像を手掛けた巨匠です。 彼のデザイン表現の特徴は、情報を極限まで削ぎ落として本質だけを見せることにあります。その5つの特徴は以下のとおりです。 |
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・シンボルへの還元 ・非対称(アシンメトリー)構図 ・大胆な余白の活用(緊張感) ・切断と分解 ・明確な視線誘導 杉浦非水は、1900年代から1930年代にかけて日本のグラフィックデザインの黎明期を牽引したグラフィックデザイナーで、現代日本のグラフィックデザインの礎を築いた重要人物のひとりです。 彼のデザイン表現は、日本画的な余白と西洋ポスターの装飾性を融合し、情緒や季節感を画面全体で表現したものといえるでしょう。その5つの特徴は以下のとおりです。 |
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・画面全体をひとつの世界として設計 ・日本画的な余白(空気感) ・垂直方向の流れ ・装飾要素の組み込み(アール・ヌーヴォー) ・季節感による視線誘導 3人のデザイン表現をデザイン史の流れで見ると、 ・杉浦非水の情緒や装飾といった美しい世界 ↓(近代化) ・Cassandreの伝達する構成や機能 ↓(抽象化) ・Saul Bassの象徴や本質といった意味への集約 という、20世紀のグラフィックデザインの潮流として捉えることができます。 今回の広告デザインにおけるチームでのクリエイティブワークのシミュレーションに際して、Reborn(復活・再生)をテーマにブランド(広告デザインのクライアント)を選定してもらいました。 デザイン表現におけるひとつの観点として、グラフィックデザインの起点となった巨匠3名の視点を、各チームのデザイン表現に重ね合わせてみることも、Reborn(復活・再生)のテーマと合致するかもしれません。
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2)ブランド設定とキーメッセージのプレゼンテーション先週の授業時に各チームが取りまとめたブランドの設定とキーメッセージについて、プロデューサーからプレゼンテーション(3分)をおこなってもらいます。 担当教員はクライアントの立場として、プレゼンテーション内容について質問や意見しますので制作チームとしての見解を応答する、もしくは持ち帰ってチーム内で再検討してください。
3)キービジュアルとキャッチコピーのアイデア出しキービジュアル案のラフスケッチを1名あたり5点、キャッチコピー案を1名あたり10本考えてください。 キービジュアル案のラフスケッチは配布用紙で制作し、来週の授業時に持参してください。 キャッチコピー案は、チーム編成シートの自チームのシート内の所定の箇所に書き込んでください。 次週、チームでのディスカッションを経てキービジュアルとキャッチコピーを確定し、具体的なデザインワークに着手することになります。 それを踏まえたうえで、プロデューサーの判断をもって本日の授業は終了となります。解散してもらって結構です。 次週06月23日は大学公務の都合により、遠隔オンデマンド型のみでの実施となります。
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第09週:06月16日