20110622

資料2-A

1)[Illustratorによる図形処理操作の基礎]アイソメトリック図の描画(自習用)

*この項目は自習用の説明、データとなります。ご自宅にIllustratorをお持ちの方は、事前に取り組んでみてはいかがでしょう。

Adobe Illustratorでの図形処理操作を演習していきます。

■ アイソメトリック図

アイソメトリック図は、1辺を手前として、奥行きをあらわす平行線がすべて30度の角度をもって描かれる等測投影図です。

アイソメトリック図

■ 制作手順

01. 作図の基となる三面図を描く。

ペンツール ペンツール 直線ツール 直線ツール 長方形ツール 長方形ツール

02. 平面図を[オブジェクト]→[変形]→[回転...]で、-45度回転。

回転ツール" 回転ツール

03. さらに[オブジェクト]→[変形]→[拡大・縮小...]で、水平方向 100%、垂直方向 57.735%に変形。

拡大・縮小ツール" 拡大・縮小ツール

04. 正面図を[オブジェクト]→[変形]→[回転...]で、-45度回転。

回転ツール" 回転ツール

05. さらに[オブジェクト]→[変形]→[拡大・縮小...]で、水平方向 57.735%、垂直方向 100%に変形。

拡大・縮小ツール" 拡大・縮小ツール

06. 続けて[オブジェクト]→[変形]→[回転...]で、30度回転。

回転ツール" 回転ツール

07. 側面図を[オブジェクト]→[変形]→[回転...]で、45度回転。

回転ツール" 回転ツール

08. さらに[オブジェクト]→[変形]→[拡大・縮小...]で、水平方向 57.735%、垂直方向 100%に変形。

拡大・縮小ツール" 拡大・縮小ツール

09. 続けて[オブジェクト]→[変形]→[回転...]で、-30度回転。

回転ツール" 回転ツール

10. 変形させたそれぞれの図形を立体イメージとなるよう揃える。その後に図形の不必要な部分を消去。

選択ツール" 選択ツール

11. 斜面に相当する図形をペンツール、もしくは長方形の変形で描き足す。

ペンツール ペンツール 長方形ツール 長方形ツール ダイレクト選択ツール ダイレクト選択ツール

12. 立体の陰影をペイント設定で表現。

選択ツール" 選択ツール・カラーパレット

13. 作図したすべてのオブジェクトを選択して、[オブジェクト]→[グループ]を実行し、複数のオブジェクトをグループ化する。

ブロック

▲ アイソメトリック図法による作例:ブロック

アイソメトリック図法の他にも、平面に立体的イメージを描き表す方法として、以下のようなものがあります。

アクソノメトリック図法

アクソノメトリック図法

透視図法(パース)

透視図法(パース)

▼ アイソメトリック図法による作例:オフセット印刷のモデル図

課題作例

2)画面空間と数理的分割による構成

画面空間と数理的分割による構成について、資料を参照しながら概説します。

■ Illustratorでのグリッド機能

グリッドを表示させるには、[表示]→[グリッドを表示]を選択する。

1グリッドのサイズ変更は、[編集]→[環境設定]→[ガイド・グリッド...]を選択し、表示されたダイアログのグリッドおよび分割数によって設定する。

初期設定ではアートボードの左下の頂点が、グリッドの原点となっている。

グリッドの原点を任意の位置に変更するためには、[表示]→[定規を表示]を選択し、画面の上端と左端に定規を表示させる。

左上の定規の交差部分からドラッグして十字定規を引き出し、任意の位置でドロップすると、その位置が原点となる。

グリッドへのスナップは、[表示]→[グリッドにスナップ]によって可能となる。

参考図書

Grid Systems in Graphic Design

Grid Systems in Graphic Design

by Josef Muller-Brockmann

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Made on a Mac

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イントロダクション

資料1-A

資料1-B

資料2-A

資料2-B

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