20180407
![]() ![]() サインデザイン大阪電気通信大学 総合情報学部 デジタルゲーム学科 前期開講科目 ひとを導くビジュアルコミュニケーションデザイン 第01週:04月09日 ![]() |
開講クラス数:1クラス 開講日時:月曜日・4時限 授業教室:10-103 担当教員:渡部隆志 |
0)出席集計上記リンクもしくは右のQRコードから出席集計システムにアクセスし、出席の回答をおこなう。 回答に必要な「特定の番号」を指示するので、その指示に沿って入力をおこなうこと。 ![]() |
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1)授業の概要■ 目的 サインデザインは、ピクトグラムやシンボルデザイン、タイポグラフィといった諸要素の複合によって、対象となるひとに対して的確に情報提供をおこない、行為の誘導を目的とするものである。 サインデザインに関する歴史的な変遷や標準化の流れ、さまざまな施設や装置・機器におけるサインデザインの設計事例調査などを通して、現在のサインデザインを取り巻く状況を理解し、その上でリ・デザインとしてのサイン設計に取り組むことで、ひとと具体的にコミュニケーションするビジュアル表現について考える端緒とする。 またサインデザインを広義で捉え、インターフェイスやビジュアルアイデンティティ(以下VIと略す)といったテーマへと展開していくことで、デジタルコンテンツにおけるビジュアルコミュニケーションデザインの機能性と訴求力にも意識を向ける。 ■ 授業内容 01. 授業の概要 サインやマークとは何か 02. サインやマークの国際標準 課題[生活環境の中のピクトグラム]1 課題説明 03. サインやマークの日本標準 標準案内用図記号 課題[生活環境の中のピクトグラム]2 制作 04. サインデザインにおける形と色の法則 課題[生活環境の中のピクトグラム]3 提出・プレゼンテーション 05. 課題[生活環境の中のピクトグラム]4 プレゼンテーション 課題[業種・職種を意識した社員証のデザイン]1 課題説明(株式会社システムギアダイレクトとの産学連携課題) 06. 課題[業種・職種を意識した社員証のデザイン]2 制作・個別チェック 07. 課題[業種・職種を意識した社員証のデザイン]3 制作・個別チェック 08. 課題[業種・職種を意識した社員証のデザイン]4 制作・提出 09. 課題[ツールアイコンの収集と分類]1 課題説明 課題[インターフェイスデザインの改善提案]1 課題説明 10. 課題[インターフェイスデザインの改善提案]2 制作 CIとVI 課題[ツールアイコンの収集と分類]2 制作・提出 11. 課題[シンボルマークの設計]1 課題説明 課題[インターフェイスデザインの改善提案]2 制作 12. 課題[インターフェイスデザインの改善提案]3 制作 課題[シンボルマークの設計]2 制作 13. 課題[インターフェイスデザインの改善提案]4 制作・提出 課題[シンボルマークの設計]3 制作 14. 課題[シンボルマークの設計]4 制作・提出 15. 課題[インターフェイスデザインの改善]および 課題[シンボルマークの設計]5 レビュー サインデザインの課題確認 サインデザインの総括 授業アンケートへの回答 ■ 評価基準・評価方法 出席状況を単位認定の前提とし、以下の提出物により総合的に評価する。 1. 課題[生活環境の中のピクトグラム]レポートデータ 2. 課題[業種・職種を意識した社員証のデザイン]作品データ 3. 課題[業種・職種を意識した社員証のデザイン]作品シート 4. 課題[ツールアイコンの収集と分類]レポートデータ 5. 課題[インターフェイスデザインの改善提案]レポートシート 6. 課題[シンボルマークの設計]レポートシート 評価方法と評価観点の配点については、Webシラバスを参照のこと。 ■ 教科書・参考書 参考書 「ピクトさんの本」内海慶一 著 ビー・エヌ・エヌ新社 「グラフィックデザイナーのサインデザイン」デザインノート編集部 編 誠文堂新光社 「SIGN, ICON and PICTOGRAM」Rayan Abdullah, Roger Hubner 共著 ビー・エヌ・エヌ新社 「ブランディングデザインの裏側」ピエ・ブックス ■ その他 学生各自所有の教材コンピュータを使用し、講義資料(Web)の閲覧、課題制作をおこなう。 課題制作に必要となる材料などは、その都度連絡し学生各自にて用意する。 積極的かつ能動的な受講と制作への取り組みが望まれる。 ![]() |
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2)サインやマークとは何か■ サインやマークに関する言葉 サイン【sign】 合図。暗号。 署名すること。 英語のsignは、ラテン語のsignum(しるし)に由来する。 マーク【mark】 しるし。記号。標章。 ある人・物などに特に目をつけて注意すること。 シンボル【symbol】 象徴。 任意につくられた、意味を持つ記号。 ロゴ【logo】 ふたつ以上の語・言葉を組み合わせてひとつの活字としてあるもの。 社名やブランド名の文字を個性的かつ印象を持たれるようデザインしたもの。 ロゴタイプ logotype の略。 モノグラム【monogram】 氏名や頭文字を組み合わせて図案化したもの。 ピクトグラム【pictogram】 絵文字。象形文字。絵を用いた統計図表。 ピクトグラフ pictgraph ともいう。 エンブレム【emblem】 象徴。象徴的文様。視覚的形象において直示的ではなく表現されている物や意味のこと。 紋章。記章。ヘラルド herald ともいう。 ![]() |
サイン 例えば、野球の投手と捕手の間で交わされる球種のサインは、捕手の手の動きによって複数の意味を使い分け、コミュニケーションを成立させている。 マーク 語意としてマークには、他との差異を明確にして目立たせるという意味合いをも含まれると考えることができる。 シンボルマークとロゴタイプ シンボルマークとロゴタイプの開発は、ビジュアルアイデンティティ(VI)やコーポレートアイデンティティ(CI)といわれる、企業や組織の内部意識と外部からのイメージの同一化において、重要なポジションを占めるといえる。 モノグラム 阪神タイガースは T と H 、読売ジャイアンツ Y と G の球団名の頭文字を組み合わせたモノグラムを使用している。海外の有名なファッションブランドにも多く見受けられ、伝統的な印象を感じさせる視覚要素といえる。 |
3)サインやマークを通じた情報伝達以下の1〜12のサインやマークはそれぞれ何を表しているか? 知っているものについてはその答えを、また知らないものについても自分なりに理解した意味を回答しなさい。 ![]() |
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回答が終了した後、正答の解説をおこなう。なお、回答用紙は授業終了時に回収する。 ![]() |
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第01週:04月09日