20240608
エディトリアルデザイン・演習大阪電気通信大学 総合情報学部 デジタルゲーム学科, ゲーム&メディア学科 前期開講科目 編集によるコンテンツバリューの向上と印刷メディアの現在 第09週:06月10日 |
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1)課題[雑誌 記事広告のデザイン]2 コンセプトシートの提出任意で設定した雑誌の記事広告として、各自が選択したモノやコトを広告するために、雑誌誌面の企画からデザインまでをおこないます。 ■ 課題要件 判型:A4サイズ(210mm×297mm) 見開きA3サイズ(420mm×297mm)・2つ折り・4ページ以上 PDF形式に書き出したカンプを最終形態とします。 |
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見開きの片面ずつ2枚に分けてカンプを作成してください。 面付けは以下のとおりです。 ヨコ組の場合 タテ組の場合 ■ 課題制作スケジュール 06月10日 コンセプトシート制作・素材収集 06月17日 素材収集・組版作業 06月24日 組版作業 07月01日 組版作業・提出 07月08日 レビュー |
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■ テーマ設定・企画構想に向けて 任意のモノやコトをテーマとして記事広告を作成するので、テーマ設定とそれに関わる情報収集をおこなうことが必要です。 1. 記事広告のテーマ(対象とするモノやコト) 商品、サービス、イベントなどひとつを取り上げてテーマとする場合や、ひとりのアーティストや作家などを取り上げその人の作品を複数紹介するなども考えられます。また、広告主となる企業の持つ複数のアイテムを取り上げて構成することもあるでしょう。 2. 訴求するターゲットユーザ 性別、年齢、職業や趣味、居住地域など、広告宣伝の対象として設定するユーザ像を考えてください。 3. モノやコトの特徴 設定したテーマの特徴を抽出することで、記事広告の切り口を考える手がかりとします。 4. 他の競合との比較 前項の特徴と同様に、設定したテーマと競合するモノやコトとの比較を通して、記事広告の切り口を考える手がかりとします。 5. 掲載雑誌名 実際に刊行されている雑誌を対象に、記事広告の掲載誌を検討してください。雑誌を決めることで、本文の組方向などが確定します。 |
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各自のテーマ設定に沿って、コンセプトシートの用紙をダウンロードし利用して、情報収集した内容を分析した上で企画構想とサムネイルの作成をしてください。 コンセプトシートのPDFデータは、Illustratorで開くと編集が可能です。プリントアウトできる場合は、出力したものに手書きで作成しても構いません。 コンセプトシートの上半分が企画構想、下半分の長方形が4ページ分のサムネイルです。サムネイルは2案分の枠を用意しています。 掲載雑誌がタテ組の場合は、右から1ページ、続いての見開きが2, 3ページ、左が4ページとなります。ヨコ組の場合は逆に、左から1ページ、続いての見開きが2, 3ページ、右が4ページとなります。 サムネイルでは、ページのレイアウトイメージを大まかに描いてください。タイトルや本文の段組、写真のレイアウト位置などを検討してください。 Illustratorで編集したコンセプトシートは、すべてのオブジェクトを選択し、フォントのアウトライン化を実行しておいてください。 ファイルメニュー → 別名で保存... を選択。 フォーマット:Adobe PDF 名前:edi4_学生番号.pdf(例:edi4_hb00a000.pdf) Adobe PDFを保存 の入力画面において以下のとおり設定してください。 互換性のある形式:Acrobat 8 オプション項目の以下のチェックを外してください。 □ Illustrator の編集機能を保持 □ サムネイルを埋め込み PDF を保存 をクリック。 プリントアウトしたコンセプトシートに手書きした場合は、デジタルカメラやスマートフォンなどのカメラでA4の紙面全体が収まるように撮影し、各自のPCに転送し以下の仕様に整えてください。 ピクセル数:幅 1,200 pixel, 高さ 1,600 pixel ドキュメントサイズ:解像度 72 pixel/inch フォーマット:PNG ファイル名:edi4_学生番号.png(例:edi4_hb18a000.png) Moodleのページに戻り、課題[雑誌 記事広告のデザイン:コンセプトシート]提出をクリックして、リンク先から別名で保存したPDFもしくはPNGファイルを提出してください。 |
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■ 広告表現の企画における視点 広告表現におけるポイントを法則化した「AIDMA(アイドマ)の法則」は、消費者が広告に接してから購買行動に至るまでの、心理的経過を5段階に分けてあらわしています。 Attention:消費者の注意、注目をひくか? Interest:消費者の興味、関心に訴求するか? Desire:消費者の購買欲求を喚起するか? Memory:消費者の記憶にとどまることができるか? Action:消費者の購買行動を促すか? 広告は、「まずターゲットの注意や注目をひきつけ、興味や感心に訴えかけ、欲しいと思わせ、それを忘れないように記憶させて、購買行動に帰結させる」よう、設計および制作することが重要であり、この一連の流れ(法則)は、広告技術の基本として広く認知されています。 AIDMAの法則は、広告制作におけるポイントであると同時に、広告表現の評価の指針としても捉えることができます。広告表現における評価の観点としては、以下に示す「5Iのルール」などもあります。 Idea:アイデアに富んでいるか? Immediate impact:直接的インパクトがあるか? Incessant interest:連続的興味をひくか? Information:情報は豊かか? Impulsion:衝撃的か? 『広告コピー概論』より AIDMAの法則を進化させ、特にネットワークを活用した消費者の購買行動をモデル化した「AISCEAS(アイセアス)の法則」なども提唱されています。 Attention:消費者の注意、注目をひくか? Interest:消費者の興味、関心に訴求するか? Search:消費者による検索 Comparison:消費者による競合との比較 Examination:消費者による検討 Action:消費者の購買行動を促すか? Share:情報の共有 アンヴィコミュニケーションズ・望野和美氏 |
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第09週:06月10日