20190623
デザイン基礎演習大阪電気通信大学 総合情報学部 ゲーム&メディア学科 前期開講科目 デジタルツールを利用したビジュアルコミュニケーションデザインの基礎 第11週:06月27日 |
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1)課題[レタースペーシングとテクスチュア]3 レポートシート提出面接型受講の方のレポートシート提出を受け付けます。 シートの折り曲げは厳禁です。作品のモノとしての状態にも配慮する姿勢が、今後重要であることを認識してください。 2)課題[ポートフォリオの試作]1 課題説明ポートフォリオを辞書で引くと… 1. 紙挟み、折カバン。 2. 金融機関、機関投資家などが所有する各種の金融資産の一覧。 3. 安全性や収益性を考えた、有利な分散投資の組み合わせ。資産構成。 4. 作品集、画集。 小学館「大辞泉」 といった意味があります。 |
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デザイン分野での「ポートフォリオ」とは、クリエイター(制作者)の創作能力を知ってもらうための作品紹介を中心として、複数ページによって構成されたメディアを指します。 ポートフォリオは自身のスキル、センスをアピールするための資料となります。特にクリエイティブ系企業への就職活動の際には、ほぼ確実に提出を求められます。 また学生生活においても、3年次前期でのゼミ選択の際、クリエイティブ系のゼミを志望する場合、提出を求められることがあります。 ポートフォリオは自分を売る営業ツールとなるわけですから、 ・自分は何ができるか? ・自分は何がしたいのか? ・情報をまとめる力 を意識した誌面の構成を検討する必要があります。 |
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ポートフォリオの形態は、 ・PDF(モニタ上での閲覧とあわせて印刷も可能) ・紙(プリントアウト、製本による仕上げ) ・ウェブ(独自サイトやポートフォリオ作成サービスの利用) などがあります。 プリンターで出力した1枚ごとのページを、クリアファイルに収めることで本のかたちにすることが多いです。 より完成度にこだわったポートフォリオ制作では、出力したページをさまざまな方法で製本する場合もありますし、プリンターではなく印刷業者に発注して、オンデマンド印刷やオフセット印刷によって冊子として仕上げるなどします。 また紙の媒体ではなく、PDFやWebブラウザによって閲覧する形式などのデータとして作成する場合もあります。 紙とデータ、いずれのかたちにおいてもポートフォリオは、そのクリエイターが有するスキルや制作経歴、作風などをわかりやすく伝える役割を担います。 そのため、就職活動や仕事を受注するための営業活動など、クリエイターとクライアント(仕事の発注主)の接点となる重要なものです。 ポートフォリオのページ構成としては… 1. 表紙 2. 目次 3. 作品紹介 ・作品画像 ・作品タイトル ・制作に使用したツール(バージョン) ・制作年月 ・制作時間 ・チーム制作の場合はプロジェクト名, 役割なども掲載 ・制作意図(作品制作時の注力ポイントやエピソード) 4. 自己紹介 ・名前 ・生年月日 ・顔写真 ・履歴や職歴 ・資格や使用可能ツール ・自身の強みと具体的なエピソード(自己PR) 5. 連絡先情報 などの情報によって組み立てます。 ポートフォリオ制作の基本として… ・最も見せたい作品を最初に掲載 ・志望業界、志望企業にあった作品 ・各ページを共通のフォーマットでまとめる ・掲載作品全体のバランスと順番を整える ・特化したスキルとバリエーションの広さ ・さまざまな作風のアピール を心がけてください。 |
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■ 課題要件 A4サイズ(タテ位置)最低4ページとし、内容は[表紙, 作品紹介, 自己紹介]などで構成してください。 本授業で制作した課題作品を中心に、他の授業で制作した作品も掲載しても構いません。 本来は綴じて1冊にすることが望ましいのですが、今回はPDFでのデータ提出とします。 |
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第11週:06月27日