20220930
情報デザイン特論大阪電気通信大学 大学院 総合情報学研究科 情報[世界]を見る・考えるデザイン演習 第03週:10月02日 |
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0)出席投票Moodleコースページの出席投票から、授業動画内で指示する番号を投票してください。 |
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1)演習1[知覚の傾向を探るビジュアルイメージ採集]2 制作■ ビジュアルイメージを整える シャッターを切って撮影した状態そのままの手を加えていない画像データは、他者に情報を伝えるためのビジュアルイメージとしては、その画面から情報を伝える機能と配慮の面から考えた場合、不完全なことが多いです。 情報を伝えるためのビジュアイメージとして、基本的な整えをAdobe Photoshopなどの画像処理ソフトウェアで実行することが必要となります。 ■ 水平・垂直の補正 撮影されたビジュアルイメージの中で、視覚的にポイントとなる要素や部分の水平・垂直を整えます。 水平・垂直の割り出しには、 スポイトツールのサブツールとして用意されている ものさしツールを使用することができます。 画面上の計測したいポイント間でものさしツールをドラッグすると、メニューバー下のプロパティエリアに計測結果が表示されます。 表示されている直線の両端を調整することで、計測ポイントの変更は自由におこなえます。 ものさしツールで計測後、[イメージメニュー]→[画像の回転]→[角度入力]を選択すると、[カンバスの回転]ウィンドウが表示され、角度の入力スペースに水平もしくは垂直に補正するための入力すべき値が入力されています。 そのままOKすれば、回転した画像イメージが収まるよう、カンバスサイズが背景色で拡張されます。 水平・垂直の補正前のイメージ 水平・垂直の補正後のイメージ 補正前と補正後では、イメージの座りの良さに違いがあることが認識できるでしょう。 ■ 色調の補正 同じ撮影対象であっても、撮影時の照明環境や条件によってデータとして記録される色彩の情報は、さまざまに変化します。 撮影時の照明関係に関わらず、自然な印象で色彩認知させるためには、色調の補正も重要となります。 メニューバーのイメージ[イメージメニュー]の中に、色調補正に関するメニューが用意されています。 さまざまメニューの中から[レベル補正][トーンカーブ]について、その機能を確認しましょう。 |
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また、 [イメージメニュー]→[自動トーン補正] [イメージメニュー]→[自動コントラスト] [イメージメニュー]→[自動カラー補正] の3つのメニューは、元データの持っているピクセルの色彩分布状況により、その効果の有効性に差はありますが、まずは実行してその効果を確認するに値する機能です。 ■ 構図の決定 トリミングなどによって構図を決定する手法として、The Rule of Thirds(1/3の法則)と呼ばれるものがあります。 画面空間を上下・左右それぞれ3等分し、そこにできる4つの交点に被写体のポイントとなる要素を配置したり、9つに分割されたエリアを意識した要素の配置をおこなうことにより、演出効果の向上を図るものです。 画面空間を上下・左右それぞれ2等分し、中心線と中心点を意識することと併せて、構図を検討する上では、有効な手がかりとなるでしょう。 |
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■ 画像データの整理と提出 採集した画像データは、以下の仕様に整えてください。 ピクセル数 幅:600 pixel 高さ:400 pixel ドキュメントサイズ 解像度:72 pixel/inch フォーマット JPEG(高画質・低圧縮)もしくはPNG 整えた画像データは、Moodleのページに戻り、演習1[知覚の傾向を探るビジュアルイメージ採集]提出をクリックして、アップロードしてください。 また、オンラインテキスト入力欄に ゲシュタルト要因の知覚の傾向の種類 写真についてのコメント 撮影対象, 日時や場所, 知覚の傾向との関連性など を入力して、提出してください。 ゲシュタルト要因の知覚の傾向の種類は以下から選択して記載ください。 7つの知覚の傾向に対応した画像の採集が望ましいですが、すべてが揃っていなくても構いません。 (1)図と地 (2)近くにある (3)似ている (4)閉じた形に見える (5)なめらかに続く (6)線や面でつながる (7)プレグナンツの法則 提出期限は、10月09日16:50までとします。 なお10月09日の授業は、提出作品のレビューと自己評価をおこないますので、遠隔授業(リアルタイム型)で実施します。Moodle記載のMeet URLにアクセスしてください。 受講生のリアルタイムでの参加は必須としませんので、各自の状況に応じてこれまでどおりオンデマンド型での受講でも構いません。 |
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第03週:10月02日