20190505

プロダクトデザイン・演習

大阪電気通信大学 総合情報学部 デジタルゲーム学科 前期開講科目

ユニバーサルデザインに基づいた設計とその表現としての図法の基礎

第04週:05月07日

0)出席集計

上記リンクもしくは右のQRコードから出席集計システムにアクセスし、出席の回答をおこなう。

回答に必要な「特定の番号」を指示するので、その指示に沿って入力をおこなうこと。

1)課題[UDのための実験と観察・考察レポート]提出

□ 考察レポート

ブラインドウォークを実施した状況において、体験者は通常の状態とは異なり、どのような不便、不具合が生じたか? また観察者は、体験者の様子から通常の状態とは異なる様子について、何か気付いたか?

「なぜ」「どうして」といった疑問を持つことと、「どのようにすれば」その問題をクリアすることができるのかという見直しを、以下の観点からレポートとしてまとめる。

1. ブラインドウォークの実験と観察をおこなった際、視覚情報を失ったことによって、どういった問題や不安が生じたか?

2. その問題が発生する要因はどのようなものか?

3. 問題解決のためにどういった改善が可能か?

4. ブラインドウォークを体験した感想

レポートは、Wordを利用してまとめた上で、.doc形式のデジタルデータを提出。レポートの書式は自由。プリントアウトの必要はない。本日授業開始時までに提出。

ファイル名は下記のとおりとする。

 prd1_(グループ番号)_(代表者の学生番号).doc

提出先は下記のURLにアクセスの上、

 smb://mcfss.mc2ed.sjn.osakac.ac.jp/public

 Wデジタル・ゲーム / 渡部 / 02個人提出用 / 3W_プロダクトデザイン・演習

のフォルダ内にアップロードすること。

2)映画作品の中に観るユーザ分類 2 ユーザ分類の観点からの解説

これまでの実験で捉えようとしてきたさまざまなユーザ像について、そのユーザの特性に応じたグループに分類し、さらにその身体機能やデモグラフィックなどによって細かく分類したものが、ユーザ分類表である。

ユーザー分類表を参照しながら、映画作品の中に登場する人物やシチュエーションから、UDの観点で分析をおこなう。

映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」

前回鑑賞した3話の物語の中に発見することのできる、UDの対象としてのさまざまなユーザ像について解説する。

DVD「ナイト・オン・ザ・プラネット」

発売元:日本ビクター

販売元:ビクターエンタテインメント

品番:JVBF-47011

ASIN:B00005GRI1

3)PPP評価法

■ Product Performance Programとは何か

プロダクト・パフォーマンス・プログラム(Product Performance Program, 以下PPPと略す)は、UDの達成度を評価する評価基準である。UDの達成度とはすなわち、これまで検証してきたさまざまなユーザにとって、使いやすく心地よいもの、そしてそのデザインを指す。

ユーザはデザインの専門家ではない。デザインは、企業やプロ集団、また専門家による設計で、そのプロフェッショナルな存在によって設計されるもの、とされてきた。しかし、一方で社会に供給されるさまざまな商品やサービスの中には、ユーザにとって使いづらく、また心地よくないデザインがあることも事実であり、それを判断するのは、プロフェッショナルな存在ではなく、一般のユーザである。

PPPによるデザイン評価は、さまざまなユーザの立場に立って、その商品やサービスの持つかたちと機能の関係を意識し、また認識し、判断、評価することである。

デザインの責任保証、デザインアシュアランス(Design Assurance, 以下DAと略す)は、デザインがどのような意味や問題を持つのか、ものづくりの意識のよりどころを客観的に評価することであり、デザイン行為に対して責任と保証を担うことである。

このDAを形成する考えが、すなわちUDであり、その追求を助けるものとしてPPPは位置づけることができる。

■ PPPの考え方

PPPはロナルド・メイスらによるUDの7原則をもとに、その細目を考慮した55項目にわたるガイドラインである。UDの定義にあった7原則に加えて3点の付則で構成される。

ここでは「easy! PPP」というPPP評価の簡易版シートを紹介する。

easy! PPPの使い方は以下のとおり。

1. 評価対象となる商品やサービスを決める。

2. easy! PPPの各項目に沿って対象を実際に使用する。

3. 使用しながら、さまざまなユーザグループについて考慮してみる。

4. 考慮した結果を踏まえて、以下のポイントによって評価をおこなう。

  たいへん良い   … 3点

  良い       … 2点

  問題あり     … 1点

  たいへん問題あり … 0点

5. 評価によって出たポイントをレーダーグラフなどにまとめる。

4)課題[PPPを用いたUD達成度調査]1 課題説明

easy! PPPを用いて、身近にある商品を評価してみる。

easy! PPP(Excel ワークシート)をダウンロードし、任意で選定した商品についての評価をおこなう。

同一カテゴリーの競合商品3種類を対象とし、それぞれの評価を比較検討すること。

また、デジタルカメラによる商品撮影やウェブに掲載された商品画像のダウンロードによって、ワークシートに選定した商品の画像イメージを挿入すること。

05月14日1時限終了時までに提出。

調査シートはExcelファイルのデジタルデータとして、ファイル名を以下のとおりとする。

 prd2_(学生番号).xls

提出先は下記のURLにアクセスの上、

 smb://mcfss.mc2ed.sjn.osakac.ac.jp/public

 Wデジタル・ゲーム / 渡部 / 02個人提出用 / 3W_プロダクトデザイン・演習

のフォルダ内にアップロードすること。

PPPの考え方は、プロダクトデザイナーかつ環境デザイナーである中川聡氏(トライポッド・デザイン代表)によって提唱され、日本におけるUDの浸透に大きな影響を与えるものとなった。

DAに対するQAやQC

DAがデザインの責任保証であり、近年、企業活動の重要な視点として捉えられる以前には、クオリティーコントロール(Quality Control, QCと略す品質管理)やクオリティーアシュアランス(Quality Assurance, QAと略す品質保証)などが、企業活動の経済性かつ成長性を促す重要な視点とされてきた。

QC、QAに加え、DAの複眼で企業活動を捉えることが、現代の企業活動の新たなものづくりの視点であるといえる。 QCやQAが商品やサービスを提供する企業側の、対物的な視点であるのに対して、DAはユーザの受け止め方へと思慮した、対人的な視点であるといえる。

インデックス担当授業の資料プロダクトデザイン・演習

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