20240612
アドバンストデザイン・実習大阪電気通信大学 総合情報学部 デジタルゲーム学科, ゲーム&メディア学科 前期開講科目 アドバンストデザインのためのユニバーサルデザイン思考と図法の基礎 第10週:06月18日 |
|
0)出席登録本日は遠隔授業オンデマンド型でのみの実施となります。 Moodleの[オンデマンド受講の投票]で、動画内で指示する番号を投票してください。 |
|
1)課題[三面図による製図・応用2]3 解説三面図による製図のまとめとして、製図例の解説とAdobe Illustratorでの作図方法について、デモンストレーションをおこないます。 この[三面図による製図・応用2]のみ製図のルールの正確性に則って採点をおこないます。 |
|
立体物の3DCGイメージ |
|
2)等角投影図■ アクソノメトリック図 アクソノメトリック図は、1辺を手前として、奥行きをあらわす平行線がすべて45度の角度をもって描かれる等角投影図です。 アクソノメトリック図で描かれた上面は、三面図によってあらわした平面図と同じであり高さも等倍であるため、立体形状と寸法の把握を同時におこなうことができ、建築図面などに多く利用されています。 ■ アイソメトリック図 アイソメトリック図は、1辺を手前として、奥行きをあらわす平行線がすべて30度の角度をもって描かれる等角投影図です。 アイソメトリック図で描かれた立体形状は、アクソノメトリック図と比較して視覚的イメージに近く、立体形状が把握しやすいです。 ■ アイソメトリック図の作図手順 ドロー系アプリケーションでアイソメトリック図を描くには、以下の手順でおこないます。 01. 作図の基となる三面図を描きます。 ペンツール 直線ツール 長方形ツール 02. 平面図を[オブジェクト]→[変形]→[回転...]で、-45度回転。 回転ツール 03. さらに[オブジェクト]→[変形]→[拡大・縮小...]で、水平方向 100%、垂直方向 57.735%に変形。 拡大・縮小ツール 04. 正面図を[オブジェクト]→[変形]→[回転...]で、-45度回転。 回転ツール 05. さらに[オブジェクト]→[変形]→[拡大・縮小...]で、水平方向 57.735%、垂直方向 100%に変形。 拡大・縮小ツール 06. 続けて[オブジェクト]→[変形]→[回転...]で、30度回転。 回転ツール 07. 側面図を[オブジェクト]→[変形]→[回転...]で、45度回転。 回転ツール 08. さらに[オブジェクト]→[変形]→[拡大・縮小...]で、水平方向 57.735%、垂直方向 100%に変形。 拡大・縮小ツール 09. 続けて[オブジェクト]→[変形]→[回転...]で、-30度回転。 回転ツール 10. 変形させたそれぞれの図形を立体イメージとなるよう揃えます。その後に図形の不必要な部分を消去します。 選択ツール 11. 斜面に相当する図形をペンツール、もしくは長方形の変形で描き足します。 ペンツール 長方形ツール ダイレクト選択ツール 12. 立体の陰影をペイント設定で表現。 選択ツール・カラーパレット 13. 作図したすべてのオブジェクトを選択して、[オブジェクト]→[グループ]を実行し、複数のオブジェクトをグループ化します。 3)課題[アイソメトリック図によるイメージ表現]1 課題説明Adobe Illustratorを利用して、アイソメトリック図法によって、立体形状のイメージ表現をおこなってください。 イメージ表現をおこなうモチーフは、PCや携帯電話、ゲーム機といった機械製品を対象として各自任意で選定します。 最終仕上がりの形体は、A4サイズ内に描かれたアイソメトリック図とし、PDF形式で提出してもらいます。 ▲ アイソメトリック図法による作例:ブロック |
|
▼ アイソメトリック図法による作例:オフセット印刷のモデル図 |
|
■ 課題制作スケジュール 06月18日 課題説明 06月25日 三面図の作図・アイソメトリック図の制作 07月02日 アイソメトリック図の制作・提出 |
|
Copyright (C) WATANABE, Takashi / HEAD+HEART, Visual Communication Design Studio. All rights reserved.
Mac、Macロゴは、米国およびその他の国で登録されているApple Computer, Inc.の商標です。 Made on a MacバッジはApple Computer Inc.の商標であり、同社の許可により使用しています。 |
第10週:06月18日