20250519
![]() ![]() アドバンストデザイン・実習大阪電気通信大学 総合情報学部 デジタルゲーム学科, ゲーム&メディア学科 前期開講科目 アドバンストデザインのためのユニバーサルデザイン思考と図法の基礎 第06週:05月27日 ![]() |
|
0)出席登録面接型で受講している方は、MyPortalから出席登録をおこなってください。 授業内で指示するコードを入力してください。 ![]() |
|
1)投影法と三面図■ 投影 立体物を平面上に図示することを投影といい、そうして描かれた図を投影図といいます。 投影は、以下のように大別することできます。 投影 ┬ 平行投影 ┬ 垂直投影 ┬ 正投影 │ │ ├ 軸測投影 ┬ 等角投影 │ │ │ └ 不等角投影 │ │ └ 標高投影 │ └ 斜投影 └ 透視投影 先週取り組んでもらった課題[平面上に立体を表現する]での自身の描画表現を、投影の分類に照らして確認してください。 |
|
斜投影
![]() 等角投影(アイソメトリック)
![]() 等角投影(アクソノメトリック)
![]() 正投影(三面図) ![]()
![]() 透視投影
![]() |
|
■ 三面図の第三角法 正投影によって、立体物の平面・正面・側面の三面を描き表す三面図には、立体物と投影面の関係から第一角法から第四角法までがあります。 第一角法 … 第一象限に立体物をおいて投影 ![]() ![]() 第三角法 … 第三象限に立体物をおいて投影 一般的な製図においては、第三角法を用います。 第三角法では、上に平面図、その下に正面図、その右に右側面図を描きます。 ![]() |
|
2)製図のルール |
解説動画 2023年05月23日 収録 動画内で提示している授業資料は、本授業の内容と異なるところがあります。 本授業の進行は、動画内資料ではなく、このページに記載している内容になるので、留意してください。 |
![]() ![]() |
|
以下の項目について、ひとつひとつ確認していってください。 ■ 用紙 作図にはA判系列の用紙をヨコ位置で使用 ただし、A4判のみタテ位置での使用も可 本図はA3判(297mm×420mm) 枠線内の中央に位置するように作図 ■ 余白 天余白は最低10mm 地余白は最低10mm 左余白は最低10mm(綴じる場合は25mm以上空ける) 右余白は最低10mm ■ 描線 枠線は0.5mm以上の太い実線(2ptで作図) 外形線は太い実線(2ptで作図) かくれ線はやや細い破線(0.5ptで作図) 中心線は細い一点鎖線(0.3ptで作図) 寸法線は細い実線(0.3ptで作図) 矢印はやや細い実線(0.5ptで作図)矢印の内角15〜30度 長さ3〜4mm 寸法補助線は細い実線(0.3ptで作図) 寸法補助線は寸法線との交点から3mm延ばす 外形線と寸法補助線は1mm程度離す 外形線から最初の寸法線までの距離は15〜20mm空ける 寸法線と寸法線は間隔は8〜10mmで等しく空ける ■ 表示 垂直方向の寸法表示は寸法線の中央を中断して中央揃えで表示 寸法線を中断しない場合は、表示を反時計回りに90度回転し寸法線の左に表示 寸法表示は欧文書体サンセリフ体の斜体でフォントサイズ9pt 水平方向の寸法表示は寸法線の上に表示 寸法表示は重複しないこと ■ 表題欄 外枠は枠線と同じ線幅の実線(2ptで作図) 中枠はやや細い実線(0.5ptで作図) 表示は和文書体ゴシック体でフォントサイズ9pt 尺度欄の1:1は現尺(実寸大)、1:2や1:5は縮尺、2:1などは倍尺 ![]() 3)課題[三面図による製図]1 課題説明・制作三面図とは、立体物を上から見た平面図、前から見た正面図、右横から見た側面図の、3つの図によって、立体物を平面的に表す図法のひとつであることは、ここまでで確認してきました。 各自で箱形のパッケージを用意し、その平面、正面、側面を採寸し、前述の製図のルールに則って、Adobe Illustratorを利用して、アートボードはA3ヨコ位置で設定し作図してください。 次週06月03日授業時に、提出方法についての説明をおこないます。 ![]() |
|
Copyright (C) WATANABE, Takashi / HEAD+HEART, Visual Communication Design Studio. All rights reserved.
![]() Mac、Macロゴは、米国およびその他の国で登録されているApple Computer, Inc.の商標です。 Made on a MacバッジはApple Computer Inc.の商標であり、同社の許可により使用しています。 |
第06週:05月27日