20180106

グラフィックデザイン演習

同志社女子大学 学芸学部 情報メディア学科 秋学期開講科目

デジタルツールを利用したビジュアルコミュニケーションデザイン

第14週:01月12日

1)課題[雑誌 記事広告のデザイン]5. 組版作業・出力

■ 課題要件

判型:A4サイズ(210mm×297mm)

見開きA3サイズ(420mm×297mm)・2つ折り・4ページ

カラープリントで出力したカンプを最終形態とする。

両面印刷はおこなわず、片面ずつ2枚に分けて印刷する。

面付けは以下のとおり。

ヨコ組の場合

タテ組の場合

■ 課題制作スケジュール

01月12日 組版作業・出力

01月19日 提出・レビュー

A3_mihirakiformat_cs5.ai

組版に使用する見開き2ページ分のレイアウトフォーマット

2)編集とは何か

編集はドイツ語では「Redaktion」、その語源であるラテン語「redactus」は「整序する」という意味を有し、英語、フランス語の「edit」は出版という語源から転化したものである。ラテン語の「editio」とは「外なる形にして表す」の意であり、「編集する」という内容にあたるラテン語の動詞「edo」には「生(産)む、実現する、演じる」「知らせる、広める、出版する、発行する」「発する、つくりだす」といった意味を見ることができる。これは総じて形の見えないものに「かたち」を与え、「地」の上に「図」を可視化していく営みを指しているといえよう。

一般的に「編集」は出版、映像などの分野で用いられる用語であるが、人間は社会との関わりにおいて、「見て解釈し、それを明らかにする」という、情報の抽出・関係化・解釈といった「編集」をおこなっており、また、政治や学問、商品もすべてが「編集」されていると捉えることができよう。人間とは編集する生きものであるとも考えられる。

1963年に梅棹忠夫は『情報産業論』を発表し、物質やエネルギーを生産する従来の工業化社会とは異なって、情報産業は「情報」を売って文化的効果を生みだす精神産業であり、工業社会における「商品」の概念や経済理論が通用しない、まったく新しい種類の産業であると規定した。また、産業の発展を、農業、工業、情報産業の三段階に分類し、これを生物学的アナロジーを用いて、内胚葉産業、中胚葉産業、外胚葉産業の時代と呼ぶ。すなわち、農業は消化器官系を充足させることを目的とし、工業は機械によって人間の骨格系、筋肉系を代用することを目的とし、情報産業は脳神経系の充足を目的としている、という対応関係を成立させているのである。さらに、当時はまだ到来していない情報産業時代の価格決定原理を「お布施の論理」と指摘し、商品の記号的価値における内示的意味の存在を示唆している。

『情報産業論』『情報の文明学』を通して梅棹忠夫が強調することは、文明の成立過程や文化の成熟過程が情報の編集によって進んできた、ということであり、巨大化し、多様化する情報社会の展開においては、工業の時代における技術者群に対応するものとして、広義の「編集者群」の存在を指摘し、編集者は情報産業における技師(エンジニア)であると規定している。

「編集」とは、該当する対象の構造を読み解き、それを新たな意匠で再生することを意味する。

「編集」というしくみの特徴は、人々が関心を持つであろう情報のかたまりを、どのように表面から奥に向かって特徴づけていくかというプログラミングであろう。

3)出席カウントのためのメール送信

メール送信のページから、出席カウントのためのメール送信をおこなう。

名前欄には、学生番号(半角英数)・氏名を入力すること。

メールアドレスは入力の必要なし。

メッセージ欄に記載するテーマを指示するので、その指示に沿って入力をおこなうこと。

梅棹忠夫

うめさお・ただお

1920−2010

民族学者。理学博士。京都大学教授を経て、1974年国立民族学博物館初代館長となる。朝日賞、文化勲章など受賞。著書『文明の生態史観』『日本とは何か』など。

インデックス担当授業の資料グラフィックデザイン演習

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