20211127

グラフィックデザイン演習

同志社女子大学 学芸学部 メディア創造学科 秋学期開講科目

デジタルツールを利用したビジュアルコミュニケーションデザイン

第09週:12月03日

1)課題[雑誌 記事広告のデザイン]1. 課題説明・企画構想に向けて

任意で設定した雑誌の記事広告として、各自が選択したモノやコトを広告するために、雑誌誌面の企画からデザインまでをおこないます。

■ 課題要件

判型:A4サイズ(210mm×297mm)

見開きA3サイズ(420mm×297mm)・2つ折り・4ページ以上

カラープリントで出力したカンプを最終形態とします。

■ 課題制作スケジュール

12月03日 課題説明・コンセプトシート制作

12月10日 コンセプトシートの制作・素材収集

12月17日 素材収集・組版作業

12月24日 組版作業

01月07日 組版作業・出力

(01月08日 補講?)

01月14日 組版作業・出力

01月21日 提出・レビュー

■ テーマ設定・企画構想に向けて

任意のモノやコトをテーマとして記事広告を作成するので、テーマ設定とそれに関わる情報収集をおこなうことが必要です。

次回授業時までに以下のポイントについて、情報収集をおこなっておいてください。

1. 記事広告のテーマ(対象とするモノやコト)

商品、サービス、イベントなどひとつを取り上げてテーマとする場合や、ひとりのアーティストや作家などを取り上げその人の作品を複数紹介するなども考えられます。また、広告主となる企業の持つ複数のアイテムを取り上げて構成することもあるでしょう。

2. 訴求するターゲットユーザ

性別、年齢、職業や趣味、居住地域など、広告宣伝の対象として設定するユーザ像を考えてください。

3. モノやコトの特徴

設定したテーマの特徴を抽出することで、記事広告の切り口を考える手がかりとします。

4. 他の競合との比較

前項の特徴と同様に、設定したテーマと競合するモノやコトとの比較を通して、記事広告の切り口を考える手がかりとします。

5. 掲載雑誌名

実際に刊行されている雑誌を対象に、記事広告の掲載誌を検討してください。雑誌を決めることで、本文の組方向などが確定します。

記事広告(paid publicity)

新聞や雑誌などに掲載される広告のひとつの形態で、編集記事と同様のフォーマットで編集されたものを指します。

純粋な広告とは異なり編集記事の体裁を取ることにより、新聞社や出版社が広告対象を推奨しているような印象を読者に与えます。

掲載枠の隅に「広告」「PR」「AD」「協力企業名」など広告である旨が掲載され、雑誌ではノンブル(ページ番号)が挿入されないことが多いです。

カンプ

カンプは、comprehensive layoutの略で、制作意図を正確に知らせるため,仕上がりに近く描かれた絵や図のことをいいます。

コンセプトシート

各自のテーマ設定に沿って、コンセプトシートの用紙をダウンロードし利用して、情報収集した内容を分析した上で企画構想とサムネイルの作成をしてください。

コンセプトシートのPDFデータは、Illustratorで開くと編集が可能です。プリントアウトできる場合は、出力したものに手書きで作成しても構いません。

コンセプトシートの上半分が企画構想、下半分の長方形が4ページ分のサムネイルです。サムネイルは2案分の枠を用意しています。

掲載雑誌がタテ組の場合は、右から1ページ、続いての見開きが2, 3ページ、左が4ページとなります。ヨコ組の場合は逆に、左から1ページ、続いての見開きが2, 3ページ、右が4ページとなります。

サムネイルでは、ページのレイアウトイメージを大まかに描いてください。タイトルや本文の段組、写真のレイアウト位置などを検討してください。

■ 広告表現の企画における視点

広告表現におけるポイントを法則化した「AIDMA(アイドマ)の法則」は、消費者が広告に接してから購買行動に至るまでの、心理的経過を5段階に分けてあらわしています。

 Attention:消費者の注意、注目をひくか?

 Interest:消費者の興味、関心に訴求するか?

 Desire:消費者の購買欲求を喚起するか?

 Memory:消費者の記憶にとどまることができるか?

 Action:消費者の購買行動を促すか?

広告は、「まずターゲットの注意や注目をひきつけ、興味や感心に訴えかけ、欲しいと思わせ、それを忘れないように記憶させて、購買行動に帰結させる」よう、設計および制作することが重要であり、この一連の流れ(法則)は、広告技術の基本として広く認知されています。

AIDMAの法則は、広告制作におけるポイントであると同時に、広告表現の評価の指針としても捉えることができます。広告表現における評価の観点としては、以下に示す「5Iのルール」などもあります。

 Idea:アイデアに富んでいるか?

 Immediate impact:直接的インパクトがあるか?

 Incessant interest:連続的興味をひくか?

 Information:情報は豊かか?

 Impulsion:衝撃的か?

『広告コピー概論』より

AIDMAの法則を進化させ、特にネットワークを活用した消費者の購買行動をモデル化した「AISCEAS(アイセアス)の法則」なども提唱されています。

 Attention:消費者の注意、注目をひくか?

 Interest:消費者の興味、関心に訴求するか?

 Search:消費者による検索

 Comparison:消費者による競合との比較

 Examination:消費者による検討

 Action:消費者の購買行動を促すか?

 Share:情報の共有

アンヴィコミュニケーションズ・望野和美氏

AIDMAの法則に関するバリエーション

AIDMAの法則に関するバリエーションとしては、AIDMAからM(記憶)を抜いて、購買欲求を行動へと即時的に結びつけるAIDAの法則や、M(記憶)に代えてC(Conviction:確信)を加えたAIDCAの法則、さらには、AIDAのA(行動)を消費者の視点から広告主の視点であるS(Sell:販売)に置き換えたAIDSの法則などがあります。

広告コピー概論

広告コピー概論

植条則夫 著

宣伝会議(1993年)

ISBNコード:4-915-37698-2

定価:2,718円(税別)

2)課題[雑誌レイアウトの解析]3. 提出

作図例2

選択した見開きページ

作図例4

デザインエレメントの計測例

作図例5

レイアウトの構造線

作業の対象とするページとしては、文字と図版の量がある程度バランスよく配置されている見開きを選ぶことが、レイアウトの解析の目的に照らして有効です。

解析を完了した誌面は、デジタルカメラやスマートフォンなどのカメラで誌面全体が収まるように撮影し、各自のPCに転送し以下の仕様に整えてください。

 ピクセル数:幅 1,600 pixel, 高さ 1,200 pixel

 ドキュメントサイズ:解像度 72 pixel/inch

 フォーマット:PNG

 ファイル名:3_学生番号.png

データは、サーバ Teachersの下記フォルダにコピー提出してください。

ENTERPRISE/public/Teachers/watanabe/1限 課題[レイアウト解析]

ENTERPRISE/public/Teachers/watanabe/2限 課題[レイアウト解析]

mihiraki.ai

Illustratorファイル・6MB

3)出席カウントのためのメール送信

w a t a n a b e @ h e a d h e a r t . c o m 宛に、出席カウントのためのメール送信をおこなってください。

件名欄には、学生番号(半角英数)・氏名を入力してください。

メッセージ欄に記載するテーマを指示するので、その指示に沿って入力をおこなってください。

インデックス担当授業の資料グラフィックデザイン演習

Copyright (C) WATANABE, Takashi / HEAD+HEART, Visual Communication Design Studio. All rights reserved.
Made on a Mac

Mac、Macロゴは、米国およびその他の国で登録されているApple Computer, Inc.の商標です。

Made on a MacバッジはApple Computer Inc.の商標であり、同社の許可により使用しています。

第01週:10月01日

第02週:10月08日

第03週:10月15日

第04週:10月22日

第05週:10月29日

第06週:11月05日

第07週:11月12日

第08週:11月26日

第09週:12月03日

第10週:12月10日

第11週:12月17日

第12週:12月24日

第13週:01月07日

第14週:01月14日

第15週:01月21日

Google

WWWを検索

headheart.comを検索

Image